2014年10月8日
先日、入間市の無料法律相談会に相談員として参加したのですが、ほとんどが
『老後・死後』に関する相談でした。
また、事務所でも『老後・死後』に関する以下のような相談が増えています。
①身寄りがなく、老後の生活が不安である。
(寝たきりになってしまったら、どうすればよいのか?、判断能力がなくなってしまったらどうすればよいのか?)
②自分の死後の相続のことが心配である。
③自分の死後の葬儀やお墓のことが、心配である。
それぞれ、
①については、財産管理契約と任意後見契約
②については、遺言
③については、死後事務委任契約
といった具合に、予め講じておくことができる方法があるのですが、
いずれも生前に判断能力があるうちに契約等をしておかなくてはなりません。
加齢とともに尽きない不安が生じるのは、やむを得ないことなのかもしれません。
司法書士として、多少なりとも不安を取り除く一助となれればと思う今日この頃です。