2013年12月1日
先日、車の運転中にふと耳にしたニュースで、
「行政書士が、会社設立に関する登記申請を行った」ということで、「司法書士法違反により、東京都の
行政書士を逮捕した」というものがありました。
実は、ちょっと驚いたのですが、会社の登記申請や不動産の権利に関する登記申請の代理は、
司法書士でなければできない(厳密には、弁護士もできるのですが、詳細は省略。)のですが、
普段、当たり前のように、行政書士や税理士の方が、会社の設立や役員変更の登記申請を
依頼者のためにやっている(正確には、代理ではなく本人申請の形にして書類を作成したり、申請書を
提出したりしている)ので、実際に「逮捕される」という事実に驚いたのです。
(今まで会った行政書士さんには、裁判所に対する訴状も業務として作成している、というツワモノも
いらっしゃいました。)
そこで、ちょっとインターネットで調べてみると、過去にも行政書士、税理士について逮捕されている事案が
ちらほらあるようです。
ここで、私自身行政書士として登録しておりますし、行政書士や税理士さんには知り合い・友人の方もたくさんいるので、
別に彼らを糾弾するつもりは全くありません。難しい会社の登記申請などは、自分で登記申請をすることを断念して
私に依頼をしてくれるケースも多々ありますし。
ただ、自分の職域に忠実に・誠実に対応している行政書士・税理士さんにとっては、ちょっと迷惑な話ですよね。