2013年4月12日
司法書士の業務は,司法書士以外の資格者の方と連携して仕事をすることや,仕事を紹介し合うことが
とても多いのですが,どんな資格者の方と関わることが多いのかランキング形式で紹介します。
第1位 税理士
会社設立や役員変更などの会社に関する登記の依頼は,税理士さんを通じて来ることが多いです。
一方で,当事務所が依頼を受けた相続案件で,相続税が発生する場合には,税理士さんを紹介してます。
世の中,資格者の中で,税理士の資格の方が一番多いのではないでしょうか?(調べたわけではありません。)
税理士さん同士の競争も結構激しいようで,当事務所に飛び込みで営業に来た税理士さんもいました。
現在,当事務所では6つほどの税理士事務所とお付き合いがあります。
第2位 土地家屋調査士
建物の表題登記(建物の構造や床面積などの登記),増築登記,土地の測量などで依頼をすることが多いです。
世間ではそんなに認知度が高くないのですが,土地家屋調査士さんは,平均収入もとても高くて
太いお客さん(不動産業者)を捉まえておけば,経営は安泰だと聞きます。
当事務所の立ち上げ当初,建物の表題登記を地元の土地家屋調査士事務所に依頼しようとしたら,
とても繁盛している事務所だったので,「一見さんお断り」で,冷たく断られた苦い経験があります…。
現在では,当事務所では,2つの土地家屋調査士事務所とお付き合いがあります。
第3位 行政書士
会社を設立して,建設業や宅建業などの許認可を取りたいというお客様の場合には,
会社設立までは当事務所で行って,許認可申請の手続は,専門の行政書士さんにお願いをします。
また,行政書士さんの方から,会社関係の登記や不動産の登記を依頼されることもあります。
ちなみに,私も行政書士の登録をしていますが,行政書士の業務の中でも許認可関係は,
専門でやっている行政書士さんに依頼をしています。(餅は餅屋なので,下手に手出しはしていません。)
第4位 弁護士
訴訟などで,司法書士の権限を超えるものについては,弁護士さんを紹介しています。
訴額が140万円を超えると,司法書士に裁判の代理権はないので,弁護士さんを紹介しています。
当事務所では,私と大学で同期だった弁護士が都内にいまして,裁判関係は主に彼に依頼をしています。