2011年6月7日
先日、「身内(兄)から訴えられて…」と言って、相談に来られた方から「おかげさまで、うまく和解することができました」と電話をいただきました。相談を受けて、私が裁判所に提出する答弁書(訴えられた被告が自分の言い分を主張する書面)を作成したのですが、やっぱり司法書士は市民の方にとって「街の法律家」としての役割があるんだな、といたく感じた出来事でした。訴えられた金額は10万円そこそこで、弁護士ならば、まず引き受けないだろうという事案です。弁護士先生の中には、司法書士に敵対心をもっていてとやかく言う人もいますが、一般の市民の方の身近な法律トラブルに関して、司法書士の先達が尽力してきた役割はとても大きなものがあると思います。弁護士、司法書士、行政書士、それぞれうまく棲み分けができればよいのに、と思う今日この頃です。
ちなみに、私は、事案によっては大学の同級生の弁護士を紹介したり、逆に彼から仕事を依頼されたりしています。