2013年6月13日
ようやく、少しは梅雨らしくなりましたね。
先月から今月にかけて会社設立の依頼が立て続けに来ています。
普段、合同会社の依頼は、あまりないんですが(株式会社と合同会社で依頼の割合は、大体19:1くらい)、
今月は、合同会社の依頼が多いのが特徴です。
ところで、有限会社は、平成18年の法改正により新たに作ることができなくなったので、
現在の有限会社は、全て平成18年以前に設立された会社ということになります。
そこで、今現在「有限会社」を名乗っていると、「実績のある会社」「歴史ある会社」と
言った具合に見られることもしばしば。
これは、平成18年の法改正により、会社を設立するのが、
容易になったことと裏返しなのかもしれません。
つまり、昔は、会社を設立するのには、最低資本金や役員の人数など、厳しい規制がありましたが、
今では、そのような規制は撤廃されて、容易に会社を設立することができるので、
「会社だから信頼度が高い」とは一概には言えないんですよね。
昔は、休眠会社を買い取って、自分の会社にする、といったことも多かったんですが、
そういえば、最近そのような話も聞かなくなりました。
で、合同会社の話なんですが、とりあえず「会社」であればよいので、安く設立したいという方には
お勧めです。
「今まで個人事業主としてやっていたが、取引先から法人化してくれ」と言われて、
合同会社を設立するお客様が多いです。