2012年7月10日
今月は、まとまった示談について、示談金が7件ほど入金される予定です。(私の売上げではなく、一時的にお預かりして依頼者にお支払いするもの)
司法書士は、紛争の額が140万円以下の法的トラブルについて、当事者の一方の代理人として示談交渉等をすることができるのですが、最近は、紹介などで示談案件が増えているのです。
示談交渉とは、「裁判にしないで和解で決着しましょう」ということなのですが、和解とは「お互いの妥協点でまぁよしとする」ということなので、お互いの譲歩なくして和解が成立することはありません。
ただ、その譲歩を導き出すことが難しいんですよね。また、こちらがあまり妥協すると、依頼者から私に責任追及をされてしまいます。
一般に、裁判や示談などで、「一番怖いのは、依頼者である」とは、よく聞く話です。(依頼者が本当の事を全部話していなかったり、依頼者にあとで裏切られたりするということ。)
司法書士の業務の中でも、一番神経をすり減らす仕事かもしれません。
「登記って、楽だなー」とは、独り言…。