ブラックリスト

2012年6月21日

債務整理は、すっかり下火になったと言われて久しいですが、相変わらずぼちぼち依頼がありまして、

①すでに完済していて過払いの請求をしたいという依頼と、②生活苦から何とかして欲しいという依頼と、二極化の傾向にあります。

貸金業者は、数年前から利息制限法以内の利率(過払い金が発生しない利率)で貸し出しをしていますので、数年前から借入れを始めた方で返済が苦しくなった場合には、過払金の返還は見込めず、任意の交渉で大幅な減額を認めてもらうことも厳しくなります。裁判所を通じた民事再生手続を利用することで、大幅な減額(最大で借金総額の5分の1まで)が認められるので、今後は民事再生手続が増加していくのかもしれません。(ただし、費用が結構かかることと、継続的な収入のあることなど一定の要件をみたす必要があるので、注意が必要です。)

そう言えば、「スマートフォンの利用が急速に拡大し、クレジットカードで支払う利用者が増えているが、この支払いが遅れる等によって、信用情報(いわゆる「ブラックリスト」)に登録される人が増えていること」、「ほとんどの利用者は、自分がブラックリストに登録されたことを知らないこと」などが最近報道されていました。

今後は、いざ「車を買おう」「家を買おう」とローンを組もうとしても、審査が通らなくて、実は自分が知らない間に「ブラックリスト」に登録されていたなんてことが増えるのかもしれません。

ブラックリストに登録される期間は、5年から7年とされていますが、自分が登録されているかどうかは、情報開示を求めることができます。

もしも、心当たりがあって不安な方は、ご本人であれば、比較的容易に情報を開示してくれますので、信用情報機関(CICやJICC)に情報開示を求めるとよろしいかと思います。(それぞれの信用情報機関のホームページに情報開示手続についてのご案内があります。)

えっ?私?私は、腹はブラックでも、信用情報はホワイトですよ(笑)

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